2017年6月18日日曜日

大学で健康けん玉授業6月15日

6月15日(木)9時10分〜12時20分
日本医療科学大学の作業療法の授業をしてきました。
大学と福祉けん玉

1時間目の授業(90分)
 パワーポイントを使用しての講義
作業療法として、けん玉を学ぶという観点よりも、けん玉で何ができるか?という観点で考えていくことを最初にお伝えてから、話しを進めました。

最初に、大皿、中皿をする時のけん玉の持ち方を調査しました。
持つという動作について
上手な人とそうでない人の違いということで、
強く握ってしまうと、動作がかえって動きにくくなってしまうので、力を入れすぎないようにするのが理想形。しかし、初心者、特に高齢者になると力の調整が難しくなる。けん玉は木でできているため、力の加減がどうなっているのかわかりにくいのです。
そこで、オススメアイテムは、プラコップけん玉を紹介。

糸の長さの調整や、福祉用けん玉でしてみるなどの環境設定を変えることで、やりやすさが変わること

運動強度についての説明
もしかめについての紹介をして、上肢がメインでするもしかめと膝の屈伸を伴った全身運動でのもしかめでは、運動量が異なるなどの紹介もしました。

シニアけん玉教室でのアンケートから見えることとして、昇級や技術の向上以上に、健康や運動になるという目的で、けん玉している人が多いこと、けん玉の経験のない方の教室参加者がほとんどであることなどを話しました。

事例報告として、実際の動画を見ていただきながら、紹介しました。

2時間目の授業(90分)
 場所を変えて、けん玉のいろいろな技の体験をしていただきました。
 授業の始めに大皿、中皿をそれぞれ10回行ってもらい、成功率を調べました。
 1時間目でお伝えしたけん玉の持ち方の実践、膝屈伸の仕方を繰り返し体験していただき、疲れてきたところで、膝屈伸のいらない技やけん玉積み木などもやってみてもらいました。
けん玉積み木では、マットの上では柔らかくてバランスがとりにくかったため、床に置いてチャレンジしている人が多くみかけ、4本での積み木で成功したのを撮影しました。


 そして、最後に再度、大皿、中皿をそれぞれ10回行ってもらい、最初の結果と比較したもらいつつ、どんな違いを感じたのかを感想として書いていただきました。






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